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四日目のまとめ

四日目の今日は、午前中はwordの機能説明と、昨日に引き続き清陵はがきの作成を授業で行って、午後からは横浜デジタルアーツ専門学校を訪問しました。

まず、予定では今日の1校時に中間提出を予定していた清陵はがきが、生徒の作業の進度がはやく、昨日の段階で出そろってしまっていたため、生徒ひとりひとりの作品についての講評から本日の授業がスタートしました。

モニタに生徒の作品をひとつずつ映して先生が改善点を指摘していくのですが、他の生徒の作品の講評でも、ヒントになるポイントが沢山挙げられていたため、自分の作品の講評のようにしっかりと聞いてメモをとっている生徒の姿が印象的でした。

この後、メモをもとに作品を改良する時間が少しあり、休み時間をはさんで、wordの重要な機能の説明があります。ここでは、作品づくりは一旦中断し、実際の作品づくりの中で重要になってくるwordの操作を、ワーク形式で展開していきます。

私が「二日目のまとめ」で書いていた問題(覚える内容が多いため、作業と平行して教えることが困難であると同時に、作業と切り離した説明では生徒が説明に飽きてしまうのではないかという問題)は、清陵はがきの仕上げ作業を説明の後に持ってくることで、ほとんど解消したのではないでしょうか。

生徒は、自分の作品に思い入れがあるため、作品改善に使える機能は進んで学びたがります。そのため、仕上げ作業に入る前に機能の説明を行ったことは、作品を提出させた後に説明を行うより、生徒の興味をより惹きつける結果に確実に繋がっていました。

予定の時間割通りに授業を進行するのではなく、臨機応変にその場で生徒の様子から授業を変えていく試みは、やはり経験あってのものなのだと痛感。

・フォントについての知識

・行間値やテキストボックス内の余白についての知識

・カーニングについての知識

などを一通り確認して、その後は昼休みまで作品の修正時間となりました。

午後からは、新横浜にある横浜デジタルアーツ専門学校の訪問です。

生徒作品や校内の設備などを簡単に説明して頂いたあとは、色彩に関する授業を受講しました。

特に、授業をしてくださった先生が“DTPに役立つ”知識であることに重点を置いていたこともあり、昨日すでに授業内で説明したポイントもあわせて、紙面構成の際に重要なことを生徒たちも改めて意識できたのではないかと思います。

今日教えて頂いた、

・何を相手に伝えたいのかを考える(何の紙面なのかを失念することなく)

・文字やイラストや写真のバランスをよく見る

・「目を引く色」を考える

・最後に全体を見てカラーの使い過ぎに注意する(模様の使い過ぎにも注意)

というポイントが、次回のオリジナル作品の制作の際にしっかりと押さえられているか、楽しみです。

本日は、校長先生ともお話をさせて頂き、神奈川県の総合高校の特殊な取り組みについて知ることができました。

神奈川県の総合高校では、県下の総合高校同士が連携し、更に専門学校とも連携することで他校の生徒でも興味があれば授業を受講できる公開講座を開いているそうで、その受講者は年々増加しているとのことでした。

これは、もともと農業高校のような“特色”のない普通の総合高校に特色を持たせ、知名度を上げるために考えられた試みだそうです。実際、この公開講座のおかげで、一校内では教えきれない内容も、生徒が学びたいと思えば学べる、選択肢の広がった学習環境が整います。

受験で入りたい大学がどこなのか、しか考えない(考えられない)高校生も多い中、「自分は何がやりたいのか」を知っている生徒が清陵の生徒には多いと感じたのも、このような試みがあってのことではないでしょうか。(実際、休み時間に生徒から「音について大学で研究したいが、どうしたら良いだろう」という質問を受けました。)

昨日ラフスケッチの状態だった学校新聞を、今朝publisherで作成してみたので、画像を載せておきます。

News

キャプチャ画像では余白が切れていますが、うっかりして余白を初期設定のままに作成してしまったので、明日再度設定しなおして手直しして行きたいと思います。

見出しの文字を大きくし、本文の文字サイズを小さく細くする方針でまとめて行きます。

初めての新聞レイアウトは予想外に難航中です。

明日は、すべての生徒と会話できるように、名前もしっかり覚えつつ積極的に話しかけていきたいです。

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コメント

授業担当のVXです

お疲れ様でした。
「清陵ハガキ」の制作を通して、キチンと作る意識を定着させたいので、ラフスケッチ・改善前・改善後のポートフォリオを作っています。(今回は、インターン生に作ってもらいましたが。)これは、最初のオリジナル課題だけですが、ここで手間をかけた分、後の指導の負担が減ります。

改善前までの仮印刷も、色の確認だけでなく、改善点を書き留めるシートとして使っています。メモをとりたくなるようなスペースが上手く機能しています。

教材の工夫次第で、授業が変わると思いませんか?

投稿: VX | 2009年8月 7日 (金) 00時49分

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